一条工務店グランセゾンで家を建てます。

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蓄電池も込み?頭おかしいレベルに安い一条工務店の『電力革命』とは

今回も一条工務店ならではの家の性能について記事を書いていきたいと思います。

 前回の記事はこちら⇓

ichijyo-grand-saison.hatenablog.com

 ちなみに、この記事を書いている2020年12月、図面の第一版が届き、いよいよ本格的に間取り作りをしていこうとしているところです。楽しみ(/・ω・)/

 

 

太陽光発電の『イマ』 

2009年に太陽光発電の固定買取制度(通称FIT)が始まり、最初の数年は投資目的の導入が増えたと聞きます。

固定買取制度により10年間の買取価格が保証されるために、初期費用がある人はまず間違いなく利益を出せる投資方法だったためです。

土地を持っていなくても自宅の屋根というデッドスペースを利用できるのも利点の一つですね。

しかし、当初は売電価格が48円/kWhだったものが、この10年ほどで半分以下になり(2020年現在は21円/kWh)、投資としての太陽光発電に魅力を感じる人は減ってきました。

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ソーラーサポートセンターから引用

以前このブログでも紹介したイシンホームも、昔は『大容量の太陽光パネルを設置することで月々の支払額をほぼ0円にする』という商品を売り出していたようですが、今の売電価格だと、とりあえずの目標は月々の光熱費を0円にするくらいになるのではないでしょうか。もちろん、どのくらい太陽光パネルを載せるかにもよりますが。

 

こういった太陽光発電の話をする際に見落とされがちなのが、太陽光パネルそのものの値段だと思います。

売電価格の下落ばかりが取りざたされ、太陽光パネルがいかにお手ごろになっているかはあまりピックアップされていないような感じがします。

まぁ、太陽光発電のそもそものスタート地点が『投資』だと、どのくらい利益が出るかということに焦点を当てるため売電価格ばかりが話題に上がるのは仕方ないかもしれませんが。

結論から言うと、太陽光パネルの設置費用も半分程度まで落ち込んでいます。

なので、大きく得できるかどうかはともかく、売電価格が半分になっているからと言って『昔と比べて損だ!』という単純な話ではないですね。

FITが始まった2009年頃は1kWあたり約50万円だった太陽光パネルが、今は平均25万円くらいに下がっています。

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ソーラーパートナーズから引用

 

つまり、太陽光発電はもはや『裕福な家庭だけが設置できるもの』ではなく、『災害等に備え、誰しもが導入すべきもの』に変わってきているのではないでしょうか。

日本は島国という土地柄もあり地震、台風、水害等、天災がとにかく多いです。

『電気』という、我々日本人の生活に必要不可欠なライフラインを確保するために、太陽光発電の導入を考えるのは自然な流れだと個人的には思います。

 

一条工務店の『電力革命』とは

簡単に言うと、太陽光パネルだけでなく、蓄電池もセットで提供しますよ』というものですね。

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2019年末くらいからはじまったのかな?

2009年に太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)が始まり、その10年の固定買取期間が終わった節目である2019年に、今後の太陽光の使途について考えた結果の結論ですかね。

 

蓄電池とは、充電して電気を貯めておくことで、必要な時に電気機器に電力を供給することができる二次電源・バッテリーです。わざわざ説明はいらないですね。

 

蓄電池の使い方はFIT期間中と、卒FIT後で変わってくるでしょう。

 

FIT期間中(=売電価格が高い間)

太陽光の電力は基本的に買い取ってもらうほうが得なので買取に回します。

そして電気料金が安い深夜の間に電気を蓄電し、それを日中の電気料金が高い時間帯に使うことで、差額が蓄電池による純利益になります。

 

卒FIT後(=売電価格が安くなる)

売電するよりも自分たちで消費してしまったほうがお得(売電価格は約10円/kWh前後、日中の買電価格は関西電力のはぴeタイムで約27円/kWh)なので、売電せずに蓄電し、自家消費に回します。

 

要するに、蓄電池があることで電力会社から買電量が減り、光熱費というランニングコストを減らすことに繋がっているということです。

 

もちろん、前述した太陽光パネルと同様に災害時の備えにもなります。

一条工務店『電力革命』にパッケージ化されている蓄電池の容量は7kWhとなっており、これは最低限の暮らしであれば家族4人で1日持つくらいの容量となっています。

もちろん、いつもの日常と同じようにというわけにはいきませんが、災害時・停電時までいつもと同じような電力消費をしたいという愚か者人はそういないと信じたいので、必要十分な容量ではないでしょうか。

 

電力革命にかかる費用

太陽光パネル1kWhあたり16.8万円(税別)です。

これは当然、蓄電池7kWh込みの価格です。

13.75kWh載せることを基準に計算されているそうで、これより少ない積載量だと1kWhあたりの単価は上がるそうです(他の方のブログで12.75kWhで17万円/kWhというのを見ました)。

 

太陽光パネルの相場

経済産業省の資料によると、2020年現在の太陽光パネル1kWhあたりの価格相場は約29万円だそうです。

ただ、実際の現場での適正価格は25万円/kWhと言われており、経済産業省の相場は少し高い数値を示しているようですね。

いずれにせよ、一条工務店太陽光パネル16.8万円/1kWhは相場破壊と言えるほど安いことがわかります。

 

蓄電池の相場

太陽光パネルの価格だけでも安いのに、これに蓄電池が付属します。

蓄電池は商品によって差がだいぶ激しい(15~28万円/1kWh)ため、正確な数字はわからないのですが、2020年現在の1kWhあたりの相場は20万円前後といったところでしょうか。

一条工務店の蓄電池は7kWhなので、普通に買ったら140万円くらいはかかるということですね。

 

つまり、普通に買うなら

太陽光パネルの適正価格25万×13.75kWh=343.75…①

蓄電池の相場平均20万×7kWh=140…②

①+②=483.75万円

 かかるところが

一条工務店『電力革命』価格16.8万×13.75kWh=231万円

で済むということですね。

 

53%ほど正規の価格よりも安いです。半額以下。

ね、頭おかしいでしょう?w